あぴ内イベント報告
2009年11月10日
伊都祭2009出店報告!
うそです!またしても鹿野です(笑)
さて、11月7日(土)に九州大学伊都キャンパスにて、地域と大学のお祭り「伊都祭」が行なわれ、僕たちAPiQ!!もお世話になっている農家さんとおもちの実演販売という形で参加してきました
今年で3年目の伊都祭ですが、僕たちAPiQ!!は最初の伊都祭のときから、毎回もちつきをさせていただいてます。
当日のことも書きたいのですが、先に準備のことから書きたいと思います。
餅つきの準備は、毎年、前日の夜から始まります。
学校が終わって、電車に乗り込み、二丈町に向かいます。
そして、餅つきに協力してくれている、松崎治久君という若手農家さんの家で、準備を行ないます。
まず、もち米を一臼分に分けて、研いで、水に一晩つけておきます。
写真は、慎重にお米をこぼさないようにみかんネットのような袋に移しているところです。
今回は去年の反省を生かし、もち米の量を90キロに設定し、20臼分を用意しました。果たして、全部つくことができるのでしょうか?
そのほかには、餅つき道具をトラックに積み込みます。
これが意外に時間がかかります。一つ一つチェックしながら積み込みます。
なかには手入れの必要な道具もあります。
写真は、治久君が杵を手入れしている所です。
杵がやぶれていると、木屑が餅の中に入ってしまうので、キレイに削らなければいけません。
夜9時ごろからはじめた準備ですが終わったのはなんと12時半!!
こんな顔にもなりますな。
さあ、翌日は6時起きです!どうなることやら・・・。
(つづく)
(あ、だれか続きを書けたらどうぞー!)
2009年06月14日
よか志摩フォーラム2009
6月13日、糸島郡志摩町で毎年行なわれているよか志摩フォーラムに御呼ばれされてきました!
今年で3年目となるよか志摩フォーラムでしたが、なんと私たちAPiQ!!は第一回目から毎年講師(?)としてお招きいただいております。
本当に恐縮なのですが・・・
そして今回は、JAの女性部椿会の熊本さんの講演とのコラボレーションという形でさせていただきました。
熊本さんのお話のテーマは、
「食育」
でした
食育という言葉は、ここ何年かで急速に広まってきた言葉です。
そして、その食育という言葉には、体育や徳育などといったように、「学校」でなされるべきものというニュアンスが含まれているように感じられます。
しかし、本来、食育という言葉は、存在せず、その内容は「家庭」の中で日々の生活の中から「伝承」されていくものでした。
それを怠った高度成長期のお母さん世代のお子さんが今、母親になり、孫世代への「食育」がうまくできないのは、当たり前だということで、熊本さんたちが「責任」をもって、今の若い母親たちに「食育」をしているということでした。
とてもすてきな、心のこもった発表でした
そして、その子供世代の私たちは、やらかしました!(笑)
APiQ!!的プレゼン!!
【導入】 漫才
APiQ!!では、まずプレゼンの最初に漫才をします!今回のコンビは、みかんと大空による異色コンビ、オレンジスカイです!!
彼らが、会場の雰囲気をどうしてくれるか、楽しみだったのですが、なかなかウケていて一安心でした。
【第一部】 APiQ!!紹介~合宿編~
オレンジスカイの漫才のおかげで人肌程度に暖まった空気の中、あぴのがんばり屋くわちゃんによるAPiQ!!の紹介です。何度も何度も練習をしていたくわちゃんは、とてもスムーズなプレゼンでした!
スライド内容自体は、毎年の発表の蓄積で、あまり変わっていないのですが、やはりスライドは話し手の言葉で、生きるのですね!くわちゃんの言葉によって、スライドが話しかけてきました。
【休憩】 クイズタイム
少し話しばかりになって、参加者の方々も聞き疲れてしまうと思いここで、あぴ系アイドル「アピキュート」によるクイズタイムです!アピキュートとは、この日のために結成された、ゆかちんとはなちゃんによるユニットです。まだまだ10代ということで とにかく若かったです!!
ここでは、一つ問題を・・・。
ジャジャン!
鶏が卵を産むときの鳴き声として、ありえないものは何でしょうか?
1、クワッ 2、コケコッコー 3、コッコッコ 4、コーコーコー
正解は・・・
2、コケコッコーです!!
理由は、はい、そうです!コケコッコーは雄鶏です(笑)
なんてい引っ掛け問題も交えながら、楽しく盛り上がりました!
【第2部】めばえプロジェクト紹介~井戸端会議編~
そして最後は、今年2月に行なった井戸端会議のムービーを流して、ちょっとじーんとしてもらおう!っと思っていたのですが、ムービーの作成が間に合わずでした。。。そこで、先日のエフコープさんで発表したときの内容で、井戸端会議の紹介をしました。
僕の発表だったので、正直練習不足もあり、イマイチだったかと思います。
今回、メンバーには、ただ発表するだけでなく、課題を設定して望んでもらいました。僕の場合は、”「えーと」を少なくする”でした!できてたかな??
このような形で、なんとか無事に発表を終えることができました。
その後に、椿会のみなさんとAPiQ!!メンバーとの座談会をして、無事に、終えることができました。聞いてくださった皆さんありがとうございました!!
ということで、写真もなく、つらつらと書いてしまいすいません。
ここまで読んでくださった方ありがとうございます。
毎年、お招きいただいていた、このよか志摩フォーラム。僕たちにとって発表の場が毎年必ずあるということは、自らを振り返ることや、伝えるための練習にもなり、とても恵まれた機会でした。
残念ながら、来年の糸島市統合によって、志摩町としてのよか志摩フォーラムは今年で最後でした。来年はどうなるかわからないようですが、「食育」が「家庭」で行なわれることが望ましいとしたら、その「家庭」を支える「地域」のつながりは不可欠なのではないかと思います。
志摩町には、年に一度、このフォーラムのために集まってくる人たちがいます。つながりがあります。
このつながりをいつまでも守っていってほしいと願います。
僕たちは、本当に良い機会を頂いていました
本当にこのつながりに感謝しています。
どうもありがとうございました
(byしょう)
2009年04月30日
あぴ料理教室~タイ料理編~
今日は先日行なった、あぴ料理教室の報告です☆
結果から報告しますと・・・・大成功でした
1年生から4年生まで約20名の方が参加してくださり大盛況でした。
今回の料理教室では、日頃からびおとーぷでお世話になっている「くるんてーぷの会」の原田さんを講師にお迎えしてタイ料理を作りました。
ちなみに料理の材料は主にふくふくの里で調達しました。
さらに、お米は公洋さんからいただきました
公洋さん、ありがとうございました☆
料理教室では、グリーンカレー、ヤムウンセン(タイ風春雨サラダ)を4班に分かれて作成しました。
ヤムウンセン
グリーンカレー
説明を受ける参加者の皆さん
この他にもくるんてーぷの会の方々がトムヤンクン(スープ)やファクトーンゲンファー(かぼちゃのココナッツミルク煮)を準備してくださいました
とてもおいしかったです
料理教室は僕たちにとって初めての取り組みでしたが参加者の方にも好評だったので、今後もあぴの活動の一環にできたらいいなと思いました
PS スタッフの皆さん、おつかれさまでした
またあの元気なおっちゃんがいる定食屋にご飯食べに行きましょう(笑)
自炊のススメ!!
29日に
APiQ!!料理教室~タイ料理編~
自炊のススメ
を開催しました!!
僕たちにとってはじめての試みでしたので、ふきんが足りないなどというトラブルがありましたが、講師の原田さんのおかげで、上手くいきました!!
いやー、良かったです!!
今回は、みんなで料理の楽しさを感じてもらったり、タイの料理ということで、他の国の文化に触れて何かを感じてもらったり、みんなで食べるご飯のおいしさを感じてもらえたらとか思っていたのですが、
みんな楽しそうだったのでよかったです!!
そして、できあがったグリーンカレー、トムヤンクン、ヤムウンセン。どれもこれも、
辛い!!
みんなでヒーヒー言いながら食べました(笑)
そんなこんなの料理教室でした!
参加してくださった皆さん、くるんて~ぷの会のみなさん、ありがとうございました!!
→くるんて~ぷの会
(by しょう)
2009年04月21日
春合宿懇親会
素晴らしい晴れの日
いつも合宿を行っている二丈町の赤とんぼ村という場所で
懇親会を開きました。
長年(?)、二丈に通っているにもかかわらず
こんな素敵な施設があること知りませんでした。
3時ごろ着いて、さっそくバーベキューの準備をします。
野菜を切って、炭をおこします。
お米はもちろん!!はんごうで炊きました。
やっぱり、味が違います^^
なんだか一粒一粒がふっくらしてて甘い感じがするんです。
日が暮れ始めたら、バーベキュースタートです。
メニューは
シシ肉を中心に野菜たっぷりのバーベキュー。
キャベツ丸ごとスープ。
新たまねぎと、キャベツのマリネサラダ。
小松菜と厚揚げの洋風煮びたし。
おにぎり。
ほんとにごちそうさまでした♪
赤とんぼ村、ほんとに景色がよくて
雰囲気も良くて
お水もおいしくて
本当にいいとこでした。
懇親会では、お世話になっている農家さんたちといろんな話ができました。
これから考えていかなきゃいけない問題はたくさんあるけれど、
こんな素敵な時間に出会えること。
あぁ、ありがたいね。
(みぽりん)
2009年03月04日
222食と農の井戸端会議
2月22日の写真が手に入ったので 載せておきますね。
みんないい笑顔です。
本当に、やってよかったね。
来てもらえて良かったね。
また、一段とAPiQ!!が好きになりました。
鹿野氏が、始めの挨拶をしています。
参加者には
出来るだけ多く考えてもらう時間をとりました。
皆さん真剣です。
それぞれの分科会では、白熱した議論が繰り広げられました。
メンバーも出来るだけ、自分たちの言葉でお伝えできるように・・・
懇親会も大盛り上がりでした。
APi-bandが結成され、最後はみんなで「ふるさと」の大合唱♪
こんな仲間と、素敵な方々とのつながりが
しみじみと、まるでお煮しめのように心の中へ浸透していく。
本当にそんな時間でした。
『食と農。』
まだまだ考えていかなければならないことは
たくさんあります。
複雑すぎて、不安になりそうなときもあります。
今回のイベントのように、希望が見えるときもあります。
読み解くためのカギは・・・
みんなの、 手 の中にあるのかもしれません。
2009年02月26日
222大成功♪
2月22日。
APiQ!!にとって、この日は大事な日になりました。
食と農の井戸端会議。
~いいかげんな食を、良い加減に~
当日参加をあわせて
80人以上の方々に参加いただいきました。
会場に足を運んでくださった方々、
応援してくださった方々、
・・・
本当にありがとうございました。
反省する部分も沢山あるとは思いますが、
これをAPiQ!!の第一歩目として
またがんばっていきたいと思います。
詳細な報告は鹿野氏がしてくれると思いますので
写真等のアップは、もうしばらくお待ちください。
2009年02月22日
食と農の井戸端会議2009
「だんだんたんぼ」というサイトに掲載していた記事です。
サイトが閉鎖されてしまったので、こちらに転載します。
食と農の井戸端会議2009
~'いいかげん'な食を'良い加減'に~
222の日。
九州大学、箱崎キャンパスにおいて開催された食と農にまつわる学生イベント。
題して
「食と農の井戸端会議2009
~'いいかげん'な食を'良い加減'に~」
雨にもかかわらず、学生を中心に80人に参加いただきました。
食品偽装、農業の後継者不足、食料自給率、食生活のスタイルの変化などなど・・・
今、食と農を取り巻く問題が飛び交っています。
一見すると、どれもバラバラのようですが実はひとつの共通した問題点があったのです。
それは・・・
「食と農の距離」。
その距離を近づけるべく、私たち「食べる人」と「つくる人」である現役の農家さんとがひざを交えて話し合いました。
パネルディスカッションと分科会
第一部:パネルディスカッション
パネラーに、吉住公洋さん(農家:二丈赤米産直センター)吉田真貴子さん(社会人:APiQ!!創設者)、佐藤節子さん(食:コミュニティーレストラン筥崎公会堂)をお呼びして、食と農を取り巻く現状についてお聞きしました。
第二部:分科会 (4つのテーマに分かれて参加者の皆さんと一緒に考えました。)
①~自給率の向こう側~
自給率40%の日本。その背景には、WTOで推し進められた貿易の自由化、外国産の野菜の方が安いという事実、他にもさまざまな問題があります。自給率という観点から食と農の現状について考えました。
②~手作りのススメ~
便利な世の中となった今、いつでもどこでも簡単に「食」が手に入るようになったその一方で、それまで大切にされてきた保存食などの食にまつわる知恵は伝えられなくなってきました。家族、そして自分を大切にする「ひと手間」を見直すことが出来たように思います。
③~あなたにとっての食の安全・安心とは?~
食品偽装、残留農薬など、食の「安全・安心」が今注目を集めています。しかし、そもそも「安全・安心」とは何なのでしょうか?国産であれば「安全・安心」なのでしょうか?自分にとっての食の安全・安心とは何なのかということを考えてみました。
④~農業という仕事~
農業を仕事と考えた時に、収入支出、時間の使い方、などの生活スタイルをサラリーマンと比較し農業という仕事の特殊性、農業の持つ多面的機能を読み解いていきました。Uターン後、就農された農家さんをお呼びして議論を深めました。
今回感じたのは、つながることの大切さ。続けていくことの重要さ。
今、全国的に直売所が人気ですが、なぜでしょう。
安くて新鮮だから。
生産者の顔が見えるから。
その地域が好きだから。
・・・。
消費者が買わないことには農家さんは暮らしていけません。
言い換えるならば、おいしい野菜をたべるということは
私たちは、そうした農家さんを まず「買う」という行為をもって支えているということです。
私たちが今まで、農家さんのことを知らなかったのと同じように
農家さんも私たちのことについて知りません。
直売所でおいしい野菜を見つけたら、
その農家さんを尋ねてみるのもアリかもしれません。
その'つながり'が、わたしたちの「食」の時間をもっと楽しくしてくれるはずです。
両者が交流し、知ることを続けていけば
食と農がもっと近づいていくのではないかと思います。
キーワードは「生産者」と「消費者」の歩み寄り。
この合言葉をAPiQ!!から発信し続けようと思います。
「つながる」 「続ける」
もう、桜がほころび始めました。
河川敷には菜の花が咲き乱れています。
美しい四季折々の風景は、誰かの手によって守られています。
そんな「誰か」に思いを馳せてみる―春―もいいかもしれませんね。
(APIQ!!副代表 九州大学 農学部・堀下美穂)
※ 私たちAgri-Project in 九州!!(以下APiQ!!;アピキュー)は2003年に発足してから、福岡県二丈町で毎年夏と春に農業インターンを行っている学生団体です。メンバーは九州各県から、学年・学部問いません。昨年は食卓ブックレットの作成・販売のほか、地域の祭りに参加しました。
2009年02月17日
もうすぐ本番!! APiQ!! 食と農の井戸端会議
ずいぶんとブログが止まっていました
あぴのメンバーは2月22日のイベントに向けて一生懸命準備を進めています!
ミーティング風景
会場下見。広い!
会場の外は、このくらいの広さです(笑)
メンバー一同、精一杯準備してます!!
ぜひ、遊びに来てください
(byしょう)
2008年12月21日
キャンドル望年会
この日は冬至ということで、全国的にキャンドルナイトが実施されていて、僕たちもローソクの灯の中でゆっくりと一年を振りかえり、新しい一年を望む会をしました
また、「いのちの食べ方」という映画をみんなで鑑賞しました
ローソクの灯って本当に暖かいですよ本当に落ち着きます。
今回は、ブックレットの借金完済祝いも兼ねてものでしたので、いつもお世話になっている方々にも来てもらいました。ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いします
さて、みんなで鑑賞した「いのちの食べ方」という映画なのですが、セリフやナレーションは一切なしで、野菜が育てられる様子、鶏が飼われている様子、牛が解体されていく様子、そこで働く人々の様子がたんたんと映し出されていくというものでした。
その映像を見て、感じた事をいくつか・・・。
・普段私たちが口にしている食べ物、それはもともとは植物であれ動物であれ生きていたいのちだったということ。
・そのいのちを奪い、私たちは生きているということ。
・そのいのちを奪うという行為は、効率化を重視してきたこの社会の中では、あまりにも機械的な流れ作業と化してしまっているということ。
私たちが普段口にしている食べ物について、その背景を知らずにいて、生きるということの根源的な意味をひた隠しにしていてよいのでしょうか
今、食べ物からいのちが見えにくい世の中になっています。
昔は、庭には二羽鶏がいて、きっともっといのちが身近にあったのだと思います。そしてきっと、そこには誰しもに、生きているという実感があったのではないでしょうか?
いのちや生きることなど、少し強い言葉を何度も使ってしまいましたが、きっとこれらの言葉自体、昔はもっと身近な言葉だったのでは、と思い、あえて使ってみました。受け入れがたかった人がいましたら、すいません。
そのほかにも、映画を見ての感想などありましたら、コメント書き込んで下さいね!!
(byしょう)